トレードという行為を、自己裁量の度合いという観点から分類すると、システムトレードと裁量トレードの2つの立場が考えられます。
当サイトでは、システムトレードと裁量トレードを、以下のように定義します。
【システムトレード】
システムトレードとは、一連の売買行動(タイミング・銘柄・金額)のうちの一部(もしくは、全て)について、自己裁量を入れずに機械的に行う売買である。
【裁量トレード】
裁量トレードとは、一連の売買行動(タイミング・銘柄・金額)について、全て自己裁量で行う売買である。
すなわち、システムトレードとは、定量的に表現することができるルールをあらかじめ定めておいて、そのルールに従って売買するということになります。
システムトレードと裁量トレードの特徴を比較すると、以下のようになります。
| 特徴 | システムトレード | 裁量トレード |
| 売買ルールの客観性 | 客観的 | 主観的 |
| 売買ルールの数 | 限られたルール | 数多くのルール |
| トレーダーの心理 | 冷静 | 感情的 |
| カギとなる指標 | 不変 | トレードごとに変化 |
| 取り扱うマーケット | 多数のマーケット | 少数のマーケット |
システムトレードと裁量トレードの特徴は、上記の表に集約されていると言っても過言ではありません。それぞれの特徴については、当サイトで必要に応じて詳細を説明していきたいと思います。
ただ、ここで忘れてはならないのは、システムトレードにしても裁量トレードにしても、トレードを行う目的は、利益を上げるということです。
したがって、トレードで利益を上げるためにはシステムトレードと裁量トレードのどちらが自分にとって合っているだろうかという判断を、自分自身で下さなければなりません。
なお、当サイトでは、多くの人にとって裁量トレードよりもシステムトレードのほうが良いだろうという考え方をとっておりますが、その理由につきましては、これから説明していきたいと思います。